【速報】松井裕樹投手、FA権を行使。




 







 という衝撃的なニュースが、球界に駆け巡った。





 唯一規約違反を許された選手、松井裕樹がFA権を行使した。

 しかし、アへタンズにとっては深刻なニュースという事もなく、それどころか『アへタンズにとっては嬉しいニュース』という見方すらあったのだ。

 松井裕樹投手は鳴り物入りでアへタンズに入団したものの、本来の実力を発揮できずにいた。

 その割には高い年俸、また規約違反選手のたった一枠を埋めていたのは彼だった事もあり、球団にとってはさして痛手とはならなかったのである。






 

 そんな中、4人の選手が引退。
 

 4人とも自由契約からの入団選手であった。



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 そして始まったドラフトでは、5人の選手を指名。


 どれも似たような能力の選手だった。
 相変わらず特能が地味である。



 
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 松井裕樹がチームを去った事により、規約違反枠が一つ空いた。

 
 この機会を逃してはいけないと、球団はFAに参入。





 様々な選手が候補として躍り出る中、選んだ選手は…






 





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 まさかのオリックスからの移籍、山本由伸投手だった。

 
 電撃的移籍に野球ファンは大いに沸き、山本由伸と松井裕樹のどちらが活躍するかの賭けがあちこちで始まった。



 
 またトライアウトでは、なんと福田周平選手が参加。



 これには倉本監督も、「これほんとに貰っていいんですか!?」と驚愕した。



 
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 そしてシーズンが始まった。


 
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 開幕投手はエース・大迫。


 相手は去年Bクラスの楽天だったが……







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 見事勝利!

 

 その勢いのまま、アへタンズは開幕カードを三連勝。
 優勝に向けて好発進となった。



















 しかし……








 
 




 
 アへタンズはあまり順位を上げれずにいた






 原因は分かっていた。


 野手陣が次々と不振に陥ってしまったのである。

 





 勿論衰えにより能力低下もあるが、それだけではない異常な不振。能力に見合った成績を出している選手が殆どいないのである。


 危機的事態に、倉本監督は一つの結論を出した。

















 
 この不振は長年スタメンを張り続けたことによる勤続疲労が原因である。

 これは長期的な休みを取らないと改善する事はない。










 倉本監督のその後の動きは素早かった。



 8月以降、1軍の選手の殆どを2軍に幽閉

 
 このシーズンを捨て、来季への望みをつなぐ方針に変えたのである。





 
 勿論、各方面から不満が噴出。

 選手たちには『来季の優勝を掴むため』ということでなんとか納得してもらったが、ファンはそうはいかない。


 とはいえ、大半のアへタンズファンはそれまでの倉本監督の疲労を考慮しない采配に反感情を持っており、この決断を支持する層もそこそこいた。

 当然反対するファンも少なからずいたが、倉本監督の記者会見を見て『納得はしてないが理解は出来る』という形でなんとか解決。それでも納得しないファンは倉本監督のシュアなバットコントロールと正確な送球で黙らせた。








 
 こうしてアへタンズは、12年目を『捨て年』として終えたのだった。










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 12年間、一度も優勝を手にすることは出来なかった。



 その間、何人もの選手が入団し、そして去っていった。






  
「自分のような選手はもう増えないでほしい。皆が現役でいられるうちに優勝してほしい」

 そんな倉本監督の思いは、12年目を捨て年にさせたのだ。



 来年勝てなければ、アへタンズにチャンスが巡る確率は果てしなく下がる。



 アへタンズは、13年目でその歴史に名を刻む事が出来るのか。











 アへタンズは、優勝を、日本一を掴むことが出来るのか!









 次回、勝負の13年目!